水道メーターの見方

動画

水道メーターの数字を見てはいけません

  1. 正しい水道メーターの見方を知っていますか?
    1. 今回のテーマは「正しい水道メーターの見方」
  2. 水道メーターがあると便利です
    1. 水まわりトラブルはいろいろある
      1. 目に見える漏れ
      2. 目に見えない漏れ
  3. 水道メーターについて
    1. 水道メーターは「量水器」ともいう
    2. 家庭用は口径13mmか20mmが主流
      1. 口径20mmは13mmの約1.5倍の流量の水を通す
      2. 給湯設備は圧力が落ちやすい
      3. 同時使用も水圧が落ちる
      4. 13mmだからといって悲観しなくて良い
    3. 取り出し管より大きいものはつきません 
  4. あなたは自宅の水道メーターの場所がわかりますか?
    1. 水道メーターの場所を知らない人は意外と多い
      1. ここで場所を即答できたあなたは素晴らしいです。
      2. 即答できなかった方も全然落ち込まなくていいですよ。
    2. 水道メーターはわかりにくい
      1. 他のメーターは見やすい場所にある
      2. 水道メーターは意外と近くにある?
  5. 水道メーターの見方のポイントは5つ
    1. ポイント1 水道メーターでわかる「水漏れ」とは?
      1. かんたんに判別できる方法がある
      2. どこで漏れているかまではわからない
    2. ポイント2 なぜ水道メーターの場所を知っておくべきか
      1. 水道メーターと一緒に探してほしいもの
    3. ポイント3 水道メーターの各部の名称
      1. 1.指針数字
        1. いわゆる数字の部分でその数字を読んで水道料金が算出される
      2. 2.下位指針
        1. 数字には出ない目盛りで表される部分
      3. 3.パイロット
    4. ポイント4 どこを見るといいのか
      1. 指針数字の部分ではない
      2. メーターが回る? 
      3. 鍵は「パイロット」だった!
      4. 見るパターンは3つある
        1. 【正常な状態】
        2. 【異常な状態】
    5. ポイント5 水漏れが疑われたら? 
      1. すぐに調査して原因追求
      2. 費用と被害
      3. 修理をするときに
  6. おまけ
    1. 他のメーターとの違い 
    2. 水道メーターの有効期限
    3. 水道の管理区分
  7. まとめ

正しい水道メーターの見方を知っていますか?

 水道の検針後高い料金を請求されてきたけど、どこか漏れているのか心配だ。

というご相談をよく受けます。また、

漏れているかどうかを調べる方法はないの?

と思う人も少なくありません。

 水道メーターは、本来料金を徴収するために設置されたものですが、漏れを調べることができるのでそれを知っておく必要があります。

 水道メーターは誰でも見ることができ、どこを見るかを知っていれば漏れも知ることができます。しかし、その正しい見方をしらないために漏れに気づかず損をしてしまうことが多いです。

今回のテーマは「正しい水道メーターの見方」

 そこで今回は、「正しい水道メーターの見方」について解説していきます。

 この動画では、

  • 水道メーターのどこを見たらいいのかそのポイント
  • 日頃からやっておくと安心なこと

についても紹介しますのでぜひ最後まで御覧ください。

水道メーターがあると便利です

 まず、水道メーターがあるといかに便利かというかについて解説していきます。

水まわりトラブルはいろいろある

 水回りで起こるトラブルはいろいろあります。その中で水漏れのトラブルは切っても切れない関係です。水漏れには、目に見えるものと見えないものがあります。

目に見える漏れ

 目に見える漏れは目視確認できるので、すぐに見つかりますし、修理をすぐできますよね。また、地中などで漏れたとしても、時間の経過とともに表面に出てくれば、水が漏れていると認識できるので何らかの対処はできます。

目に見えない漏れ

 ただ、見えないところやいつまでも表面に出ない漏れは水漏れは認識できません。実際には漏れているのに気づかず、知らないうちにお金をドブに捨てているようなものです。

 こういった水漏れは、水道メーターで確認できます。言い換えるならば住宅において水道メーターでしか確認できません。

 水道メーターがない水道以外の井戸水などの場合、調べる手段がなく非常に困りることが多いです。

 水道メーターがある場合は、場所や見方を知っておくことは、トラブルにあったとき非常に重宝します。

 詳しくは後半で説明するとして、水道メーターについて知っておきましょう。

水道メーターについて

水道メーターは「量水器」ともいう

 水道メーターは水道の使用量を計るため「量水器」とも言います。水道メーターの箱には「量水器」と表示されることが多いです。

 そもそも量水器は水道の使用量を計り、使用量を徴収するため設置されるものです。水道事業者、ここではわかりやく水道局といいますが、水道局が設置した貸与品です。つまり水道メーターを借りて使用しているということになります。

 指針表示の数字を前回と照合し、使用した分を使用量として請求されています。

 料金は水道局によって料金が違います。水の水質の違いや施設の規模、使用人口などにより事業コストが変わるからです。

 ちなみに私が住んでいる地域ではこのような料金体系になっています。料金は基本料金に使用料金、そしてメーターの使用料を合算した感じです。

 

家庭用は口径13mmか20mmが主流

 水道メーターは、一般住宅では一般的に13ミリか20ミリが主流です。

口径20mmは13mmの約1.5倍の流量の水を通す

 その大きな違いは口径、つまり太さですが、使用する水の流量は、20ミリは13ミリの約1.5倍以上多くの水を通すことができます。つまり多くの水を使いたい場合は口径を大きくすることです。

 同じ条件であれば、13ミリよりも20ミリの方がより多くの水が出ます。

給湯設備は圧力が落ちやすい

 一般的には給湯器や温水器、エコキュートなど給湯設備は20ミリに接続する事が多いです。給湯器などは減圧したりするため13ミリのままだともともとの流量が少ないので水の勢いがなくなる場合もあります。

同時使用も水圧が落ちる

 また同時に使用する場合は13ミリだと使用流量が増えるので勢いがなくなり水が出なくなる場合もあります。

 水道メーターを新規で設置する場合は20ミリをおすすめします。

13mmだからといって悲観しなくて良い

 ただ13ミリだからといって生活に支障なく使うことはできます。それは器具の末端口径はほとんど13ミリであって、同時に使用しないのであれば足りるからです。

 また地域によって配管の水圧はばらつきがあり、十分な水圧があれば何不自由なく使えたりもします。だから一概に13ミリはだめとも言えず、結構多くの方は13ミリを使われています。

 だから13ミリだからといって心配しなくてもいいです。

取り出し管より大きいものはつきません 

 なお、配水管から取り出した給水管のサイズ以上の水道メーターをつけても効果はありません。口径が大きくなると加入金も高くなり、損をするだけです。というか申請しても出してもらえないと思いますが。

あなたは自宅の水道メーターの場所がわかりますか?

水道メーターの場所を知らない人は意外と多い

 うちの水道メーターのサイズはいくつかなと見たいわけですが、そこで1つ問題が生じます。「うち水道メーターってどこにあるのでしょう?」ということです。

ここで場所を即答できたあなたは素晴らしいです。

即答できなかった方も全然落ち込まなくていいですよ。

 普段何もなければ見る必要もないので当然のことです。無意識のうちにスルーしていることもあります。

 だから、一度水回りでトラブルが起こった方は場所を知っている事が多いです。

「水道だけど、水道メーターの場所を知らない」という人は意外に多いのです。

 トラブルが起こった場合役に立つので、とりあえず一度場所は確認しておいてください。その理由はあとで説明します。

水道メーターはわかりにくい

他のメーターは見やすい場所にある

 それでは水道メーターの場所ですが、住宅には水道メーターのほかに、ガスメーターや電気のメーターなどがあったりします。

 水道メーターと違い、ガスメーターや電気のメーターは、壁や見やすい場所に設置してありますよね。

水道メーターは意外と近くにある?

 一方水道メーターは、一般家庭では地面の中に埋まっている事が多いです。また集合住宅では、共有スペースや配管スペースに隠れていたりします。見つけにくい状況にあるわけです。

 ただ、検針員が毎月または2ヶ月に1度定期的に水道の指針を調べるので極端に見えにくい場所ではありません。意外と見ていないだけで、車の下植木鉢の下ということもよくあります。

『庭の中』   『駐車場』    『敷地に入口に近い部分』などに多く設置される

 集合住宅では、玄関ヨコの配管スペースや共有スペースにまとまっている事が多いです。まとまっている場合は、自分の水道メーターがわからない場合もあるので、管理人や大家さんに聞いておくと安心です。

水道メーターの見方のポイントは5つ

 それでは具体的に水道メーターの見方について解説していきます。

 今回はポイントは5つあります。

  1. 水道メーターでわかる「水漏れ」とは?
  2. 場所をしっておく理由
  3. メーターの各部の名称
  4. どこを見るのか
  5. どういう行動をするか

ポイント1 水道メーターでわかる「水漏れ」とは?

 まず、水道メーターでわかる「水漏れ」についてです。

 そりゃメーターを見れば料金が跳ね上がるから当然では?という疑問もありますが、それはまた別の話です。実際検診するまでは料金がどれくらいかはわからないですよね。また今回たまたま使いすぎただけで水漏れしているとは言えないこともあります。

 ただ漏水している場合検針の際、検針伝票で「漏水があります」をお知らせしてくれたりする場合もあります。 

かんたんに判別できる方法がある

 いつでもそして微量でも漏水の有無を確認できる方法があるのです。

 先程も言いましたが、水道メーターがない場合水漏れが発見されにくいものです。特に微量だと自覚症状がないまま放置されたりします。

 微量でも家財に損害を与えたり、放置すると費用も大きくなります。微量のうちに見つけて修理しておけば、費用も被害も最小限ですみます。

どこで漏れているかまではわからない

 ただし、水道メーターでは漏れは確認できてもどこで漏れているかまではわかりません。

ポイント2 なぜ水道メーターの場所を知っておくべきか

 先程、場所を一度確認するようお願いをしました。なぜクドく場所を見るようにお願いしたかというと、トラブルのとき役に立つからです。

水道メーターと一緒に探してほしいもの

 水道メーターの位置を確認すると一緒に探してほしいものがあります。

 それは「水道の元栓」です。

 水道には、必ず元栓があります。なぜなら定期的に水道メーターを交換しないといけないからです。交換するときは水を一時的に止めなければならないからです。

 また、料金未納時の措置や使用しない場合の閉栓の場合も水を止めます。だから、水道メーターの近くに元栓は必ずあります。

 この元栓があれば、水道トラブルの際に緊急時に水を止めることも可能です。元栓を止めると漏れも止まります。その後落ちいて修理の方向性を決めるといいです。

ポイント3 水道メーターの各部の名称

 場所がわかれば、いよいよメーターとのご対面ですが、まずはメーターの各部についてかんたんに解説しておきましょう。今回は東洋計器さんの水道メーターで説明します。

1.指針数字

いわゆる数字の部分でその数字を読んで水道料金が算出される

 まず目に入るのが指針表示、いわゆる数字の部分でしょう。数字は13ミリで3桁、20ミリで4桁です。単位はm3です。なお、右端の数字は、小数点第1位の数字なので、0.1m3(100L)を表します。

2.下位指針

数字には出ない目盛りで表される部分

 次に、指針針で表わされる部分です。これは、上から0.01m3、(10L) 0.001m3(1L) という意味です。下が1回すると上の目盛りが1増えます。

3.パイロット

 次にパイロットと呼ばれる星状のキラキラしたものがあり、ヨコに矢印があります。

 その下にQ3とRと書いてあります。Q3はこのメーターの最大定格流量でこの場合2.5m3/hまで正確に計れますという意味です。

 Rは、Q3を最小定格流量Q1で割った値で100ということは、25L/hまで測れるということです。この数字が大きいほど微量の測量の精度が高くなります。

ポイント4 どこを見るといいのか

 それでは、このメーターのどの部分をどのように見れば見れば漏水の有無を確認できるのか、今回の本題に入ります。

指針数字の部分ではない

 数字の部分?と思う方が多いのではないかと思います。しかし、残念ながら数字の部分ではありません。数字はあくまで前回と比較をしないとわからないため、現在漏れているかどうかは判断できません。

 数字以外の部分を見ることが重要です。

メーターが回る? 

 「メーターが回っている」とよくいいます。メーター自体がくるくる回っているわけではなく、

水が通過して料金が増えている状態のことを「回る」

といいます。

鍵は「パイロット」だった!

 つまりどこが回るかを確認できればよいのです。水を使用すると一部分だけ勢いよく回る部分があります。

 それが「パイロット」です。

 つまりパイロットが回ることを「メーターが回る』とも言います。水が通過するときパイロットは矢印の方向に回ります

見るパターンは3つある

 このパイロットを確認するとき3パターンあります。このうち2つは正常な状態。1つは異常な状態です。

【正常な状態】

 まず水道を使用するとパイロットは回ります。これは正常な状態です。水道を使用していないとき、パイロットは動きません。これも正常な状態です。

 もうおかわりですね。もう一つあります。

【異常な状態】

 水道を使用していないのに、パイロットが回るときがあります。このときどこかで漏れている恐れがあります。

ポイント5 水漏れが疑われたら? 

すぐに調査して原因追求

 漏水が疑われたら、どういった行動をとるかというと、すぐに調査して原因を追求しましょう。

費用と被害

 漏水は、水道料金がかさむばかりか家財に被害を与えたりします。24時間漏れ続けるので、仮に1分間にたったおおさじいっぱいの水でも1ヶ月では650Lもの水が漏れたことになります。

 集合住宅であれば下の階の住民にも被害が及びます。

 また、特に下水道に接続されている場合、上水道料金をもとに算定される場合が多く、料金は上水道以上に膨れ上がります。

修理をするときに

 修理する場合や漏水箇所が特定できない場合は修理業者やまちの配管やさんに修理を依頼すると早く解決できます。どこに相談していいかわからない場合は、水道局に相談してみると指定業者を紹介してもらえることもあります。

おまけ

 最後におまけですが、水道メーターと他のメーターの違い、そして水道メーターの有効期限と管理区分について解説します。

他のメーターとの違い 

 ガスや電気のメーターは壁など飲みやすい場所に設置するという特長のほか、安全装置が内蔵されている事が挙げられます。

 非常時には遮断する機能があり、ガスメーターは微量の使用が続くと内蔵マイコンが漏れと判断してガスの供給を止めます。電気のメーターは、契約以上の電気を超えて使用するとメーターで供給を止めます。また、漏電を起こしたときはメーターの機能ではないですが電気を遮断する安全装置があります。

 しかし、一般的に水道メーターにはそういった機能はありません。理由はさまざまでしょうが、水漏れ自体は余り危険性がなくそのために高価な機能をつけて構造を複雑にするメリットがないということはあります。

 また、かんたんに止まるような機能をつけるとライフラインとしての水の供給を止めることになり生命維持に悪影響をもたらす恐れもあるからでしょう。

 漏れても止まることはないわけなので、漏水を発見したら速やかに修理をすることを忘れないようにしましょう。

水道メーターの有効期限

 メーターの数値によって料金が発生するのですが、水道メーターって正確なの?とか、壊れたらどうなるの?と疑問に思う人も多いでしょう。

 基本的に水道メーターは検査に通過したものを使用するため、誤差はあるかもしれませんが、ほぼ正確だと思ってください。

 また、壊れたることはほとんどありません。万が一壊れたとしても、正しく数字が動かなくなりますので料金は少なくなる傾向にあります。

 内蔵した歯車などが連動して数字を増やすわけですが、一つの歯車が破損すると数字はそれ以上上がらなくなります。

 そのままだと水道局など事業者側が損をするので故障が発覚したらすぐ交換されます。ただ、壊れているかが判断しにくく壊れたらラッキーぐらいでいいと思います。

 そのため、料金を徴収するガスメーターや電気メーター同様、水道メーターにも有効期限があります。正しい精度で計量するため計量法という法律で最大8年と規定され、8年以内に交換が義務付けされています。蓋など見やすい場所に有効期限が記載されています。

 なお、交換は水道局負担で使用者は無料です。訪問販売のような請求はされないので、不審に思ったら水道局にと問い合わせるようにしましょう。

水道の管理区分

 また、水道には管理上の区分があります。

 自分の敷地内であってもメーターまでは水道局の管理区分です。これを1次側配管といいます。

 メーターより先は使用者の管理区分です。これを2次側配管といいます。

 修理は管理区分で分けます。1次側の漏水は修理料金は水道局負担で行い、漏れた分もメーターが動かないのでかさむことはありません。

 ただ、管理区分が1次側の漏れであっても、放置しないようにしましょう。速やかに連絡してして修理しておいてもらいましょう。放置した結果、道路が陥没したり、水が使えなくなったりします。

 どちらにしても早めが一番です。

まとめ

 それでは、今回のまとめです。

 水道のメーターは本来は水道料使用料金の徴収のための設備ですが、これを利用することで「漏水」の有無を確認することができます。

 その場合は、水道メーターのパイロット部分を見ることです。

 水道を使用しているときパイロットは回ります。水道を使用していないときはパイロットは回りません。どちらも正常な状態です。

 水道使用していないときにパイロットが回るとき、「漏水」の疑いがあります。

 漏水は速やかに原因を追求してなるべく被害が少ないうちにしゅうりするようにすると費用も最小限に抑えることができます。

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