はい、配管ヒーローです
今回は「塩ビ管の種類」について解説します。

塩ビ管っていろいろな色のパイプがあるけど、その違いがわからないという人も多いと思います。
また同じ色の塩ビ管でもパイプの厚みが違っていたり、継手の形が違うなどわかりにくいという人も多いと思います。
塩ビ管は軽くて加工もしやすく比較的安価な配管材料です。のこぎりと接着剤があれば特別な道具もほぼいらないので水回りのDIYでもよく使われます。
塩ビ管は用途に合わせて種類を選定し、正しい接合をするということがとても重要です。
用途と違う材料を選定すると、あとから漏れたり、つまったり、思わぬ事故を招いたりしますので注意が必要です。
実は塩ビ管はパイプの種類や継手は色分けされていたり、形状が異なるので見分けがつきやすいので間違えることは少ないのです。
ただ、見分けはついてもどういった用途に使うか、または使ってはいけないのかなかなか分かりにくいとよく聞きます。
そこで今回は「塩ビ管の種類」について解説していきます
この動画を見ると 「塩ビ管の種類とその用途」についてわかります。
また塩ビ管の継手の種類や注意点がわかりますので、是非最後まで見ていってください
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まず塩ビ管の基本的な特長についてかんたんに解説していきます。
塩ビ管は金属が含まれていない樹脂のパイプなので、切断などの加工は容易にできます。また鉄のように錆びることはありません。
使用温度に関しては脆弱性がある範囲があります。低温時は硬くもろくなります。場合によって割れてしまうこともあります。高温時は、柔らかくなり強度が落ちます。継手も同様に変形して漏れてしまうこともあります。使用温度の範囲は5℃から35℃の常温となります。
耐薬品性に優れていて、一部の強酸を除き酸にもアルカリにも侵されにくい性質で、流体により材質の変化はほとんどありません。接着剤にも使用されている有機溶剤には溶けてしまうので使用できません。
樹脂は一般的に紫外線の影響をうけますが、塩ビ管も同様に紫外線の影響を受けて劣化します。
良い面もあれば悪い面もありますが、悪い面を補填し改良されてきました。そのためパイプの種類が増えた経緯があります。
それでは具体的に塩ビ管の種類について解説していきます。
塩ビ管は大きく分けて「VP管」「HIVP管」「HTVP管」の3種類に分かれます。
VP管は一般的に塩ビ管と呼ばれる「硬質塩化ビニル管」のことを指します。VP管には飲料用の基準に適合した「水道用」と飲料用の規定がない「一般用」があります。色は、灰色をしているので、見たことがあると思います。
HIVP管は、水道用VP管に耐衝撃性を加えたものです。塩ビ管の弱点でもある衝撃に弱い点を補強したものです。色は、濃い青色つまり紺色をしています。
HTVP管は、VP管に耐熱性を加えたものです。これは塩ビ管の熱に対する弱点を補強したものです。HTVP管は茶色または濃い赤色をしています。
それでは、塩ビ管の使い分けについて解説します。
VP管は、水道管や給水管、圧送管または排水管に使用します。この使い分けは、使用する継手の種類によって異なります。継手の種類については後ほど説明します。
HIVP管は、VP管にゴムの成分を添加し、粘りを強くしたパイプで、水道管、給水管などの圧力配管に使用します。排水用の継手がありませんが、排水以外はVP管と用途は同じです。
衝撃に強いので、低温時のもろさは軽減できます。また、割れにくいので漏水もしにくくなります。
若干割高ですが同じ塩ビ管で配管するなら、HIVP管で配管することをお勧めします。
HTVP管は、熱硬化性樹脂を使用した熱に強い塩ビ管です。通常のVPやHIVPは76℃以上で柔らかくなり使用温度は35℃までとされていますが、HTVPは95℃以上にならない柔らかくなりません。使用温度は60℃までとされてきます。
一般的には給湯配管や熱い水を流す場合に使います。これも、継手によって使い分けます。
それともう一つよく使われるVU管と呼ばれるものがあります。VU管は排水用塩ビ管と言われ、VP管の肉厚を薄くしたVP管の1種です。
主に屋外の埋設の用途で使われます。ただ、一般家庭においては屋内にも使われることも多いので、特別使い分けはありません。
それでは最後におまけですが、塩ビ管継手についても解説してします。
塩ビ管継手には、TS継手、DV継手、VU継手があります。TS継手は、圧力のかかる水道や圧送配管に、DV継手およびVU継手は圧力のかからない排水管などに使用されます。DV管はVP管、VU継手はVU管に使用します。
基本的には、継手は管の種類にあったものを使用します。材料の種類によって使う接着剤、またそれに含まれる溶剤が異なるので専用のものを使わないと接着不良の原因となるので注意が必要です。
また、TS継手は圧力のかかる配管に使うので問題ないですが、排水管に使うDV継手およびVU継手の時は注意が必要となります。
排水管の継手は中の流体をスムーズに流さないとならないので、継手とパイプは段差ができないようになっています。間違った組み合わせによって段差が生じ、流れを阻害しないように組み合わせることが必要です。
ただ、場合によっては厚みの違う組み合わせも実際にはあるので、下流側の管が肉厚となる場合は、流れが阻害されないようにVP-VU変換継手を使ったりして対処します。
はい、それでは今回のまとめです。
今回は塩ビ管の種類の解説をしました。
塩ビ管にはVP管、HIVP管、HTVP管、そしてVU管があります。
VP管は、飲料用の規定がある「水道用」と規定がない「一般用」とに分かれる灰色のパイプです。用途は、給水用、圧送管、排水管などに使用されますが、使用する継手によって異なります。
HIVP管は、VP管に耐衝撃性を加えたパイプです。用途は、主に給水管に使用します。パイプの色は濃い青、紺色の管です。
HTVP管は、VP管の弱点でもある熱に強い管です。用途は、給湯管や排水管に使用されます。パイプの色は茶色、濃い赤色です。
VU管は、VP管の改良型で排水に特化した肉厚の薄いパイプです。
パイプの種類によって用途は異なりますが、継手によっても用途は異なります。
TS継手は圧力のかかる用途に使用します。
DV継手とVU継手は、排水の用途に使用します。
TS継手とDV継手はVP管、VU継手はVU管に使用します。
パイプと継手と接着剤は、それぞれ色あったものを使用します。接着剤の成分によって接合不良の原因になります。
また、DV継手とVU管、VU継手とVP管の組み合わせには注意が必要です。間違った組み合わせは、流れが阻害されますので注意しましょう。
下流側に肉厚管になるときは、VP-VU変換継手などで段差をなくすと問題なく流れます。
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それでは。今回はこれで終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。


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